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2016年5月17日 (火)

泉屋博古館分館・バロン住友の美的生活

六本木の泉屋博古館分館で開催されていた「バロン住友の美的生活」展(第1部)を見て来ました。

明治時代、住友家15代当主が蒐集した東西の美術品が展示してあります。

15代当主の住友春翠は、京都の公家・徳大寺家の第6子で、住友家の養子となります。
父は従一位、右大臣の徳大寺公純、兄は内閣総理大臣となった西園寺公望です。

住友春翠(バロン住友)は住友の事業の近代化を推し進めると共に、様々な文化活動に関わり、沢山の
美術品を蒐集しました。
泉屋博古館の収蔵品の多くは春翠が集めたものという事です。

チラシと図録から一部ご紹介します。

001 002
「バロン住友の美的生活」展チラシ(第1部)          チラシ裏 (第2部)
「バロン住友春翠ー邸宅美術館の夢」           「数寄者住友春翠ー和の美を愉しむ」

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チラシ中左 第1部の内容                   チラシ中右 第2部の内容

005  須磨別邸(模型)
神戸の須磨海岸に約15000坪の敷地に760坪の家屋があり、本館の西洋館の他、日本家屋や温室、
果樹園などが配置されていました。
本館は地上2階、地下1階、160坪の西洋館で1903年に落成し、春翠はここに蒐集した美術品を飾りました。

006 007
モネ「サン=シメオン農場の道」 1864年         モネ「モンソー公園」 1876年
モネの若い頃の絵です                    パリ、モンソー公園に咲いているのはマロニエの
                                   赤い花です                     
                                  日本に来た最初の印象派という事です

008  浅井忠「グレーの森」 1901年

009 010
鹿子木孟郎「ノルマンディーの浜」 1907年       鹿子木孟郎「加茂の競馬」 1913年
パリに滞在していた鹿子木は、住友から奨学金を貰って、西洋絵画の購入を手伝いました。

011 012
藤島武二「幸ある朝」 1911年                 山下新太郎「読書の後」 1908年

013 014
三代清風与平「染付饕餮文壺」 明治時代          安藤重兵衛「銀七宝孔雀尾模様花瓶」
京焼 青銅器の饕餮文に倣って造りました         七宝で孔雀の尾羽を美しい曲線で表現しています

015 016
二代井上良斎「巌上白鷲置物」 明治時代          初代宮川香山「青華鳳凰形花生」 明治時代
                                    鳳凰の姿を船とした花生
                                    胴部には沢山の獅子が描かれる

017 018
村田香谷「文房花果図巻」 1902年
鮮やかな色の鉢や籠に盛られた果実や野菜など、更に金魚鉢、青銅器、文房具などが描かれています

019  文房諸道具 清時代
石彫硯塀、堆朱筆管、豆斑石硯、獅子墨、玉墨床、一角獣形鎮子、桐葉形盆

020  青玉入菩提樹数珠、斑竹縁螺鈿梅竹図盆 清時代

021 022
饕餮文尊 西周時代                       金銀象嵌鼎 清時代

023 024
村田香谷「西園雅集」 1904年                田能村竹田「梅溪閑居図」 1827年
北宋の文人の邸宅で、蘇東坡を始め文人16人が     梅が咲く山の中の庵で友人と茶を飲み、
集って雅会を開いた様子                    語る様子
明るく、濃い色彩で細密に描写しています

026  白玉香炉 清時代 玉器

027  釉裏紅桃樹文瓢形瓶 清時代

これ等の他、沢山の絵画や図巻、工芸、青銅器、文房具など約70点と須磨別邸の写真や資料などが
展示されていました。

明治時代の住友家の邸宅美術館を覗きました。
第1部は5月8日で終わり、第2部「和の美を愉しむ」が6月4日から開催されます。

 泉屋博古館分館
    東京都港区六本木1-5-1
       Tel 03-5777-8600





































   




































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