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2016年2月 6日 (土)

日本橋三越・吉野石膏珠玉のコレクション展

日本橋三越のギャラリーで開催されていた「吉野石膏珠玉のコレクション展」を見て来ました。

これは「愛と絆」をテーマに高山辰雄とマルク・シャガールの二人の作品を中心に展覧しているものです。
吉野石膏は石膏ボードなど、快適な住宅を提供するための様々な事業を行っていますが、その中で
生活をより豊かにするため、国内外より優れた絵画を蒐集し、そのコレクションを公開しています。

チラシと図録から一部ご紹介します。

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吉野石膏珠玉のコレクション展 チラシ             チラシ裏
上段:高山辰雄「聖家族Ⅲ」 
下段:マルク・シャガール「逆さ世界のヴァイオリン弾き」

まず、「日本画五山」と呼ばれる日本画家五人の絵があります。

003  高山辰雄 「白い道」
メルヘンの世界のような茫洋とした森の中の道を、二人の女性が進んでいます

004  杉山寧 「ネフレト像」
古代エジプトの王妃ネフレトの彫像を明るく、明快に描いています

005  東山魁夷 「春映」
湖に映る緑の林がきれいです  桜でしょうか、白い木が画面を引き締めています

006  加山又造 「暈」(うん)
日食を描いたのでしょうか 周りにギラギラした太陽のフレアが見えます
更にその周りを血管のような枝が取り囲んでいます

007  平山郁夫 「法隆寺」
松の木の間に凛と立つ五重塔  気品があります

次に高山辰雄の「聖家族」全26点が展示してありました。一部ご紹介します。

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「聖家族Ⅲ」                            「聖家族Ⅶ」
高山辰雄独特の黒い絵です  群青や緑青、朱を焼いて黒くした顔料を使っています
人の肌色には黒朱を使い、背景や衣服には黒群緑を使っているそうです
黒色を主とした、なめらかでない、獏とした表現で精神性の高い作品になっています

010  「聖家族Ⅹ」

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「聖家族Ⅻ」                             「聖家族ⅩⅩⅢ」


次はシャガールです

013  マルク・シャガール「逆さ世界のヴァイオリン弾き」
不思議な絵です  ヴァイオリンを弾く人は、後ろの家がある世界と上下が逆です
飛んでいる女性もいます  シャガールは世間を超越しているのでしょうね

014  「バラ色の肘掛け椅子」

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「グランド・パレード」                        「夢」

シャガールの「ダフニスとクロエ」全42点のリトグラフが展示してありました。一部ご紹介します。

017  
左:「ラモオンによるダフニスの発見」 右:「ドリュアスによるクロエの発見」
ダフニスとクロエはエーゲ海に浮かぶ島の恋愛物語です
山羊飼いのラモオンは茂みの中に、山羊から乳を与えられている男の子を見つけます
その後、羊飼いのドリュアスが祠で羊から乳をもらっている女の子を見つけました

018  
左:「泉のほとりのダフニスとクロエ」 右:「クロエの接吻」
二人はお互いにひかれ合います

色々な誘惑や、海賊に襲われるなど様々な経験をしますが、最後に町のお祭りで二人は本当の親に
巡り合います

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上:「祭りの間に娘を見出すメガクレエス」
下:「結婚」
二人は本当の両親と再会します  ダフニスの親は領主ディオニソファネー、クロエの親は町の名士
メガクレエスでした  二人は晴れて幸せな結婚をしました

吉野石膏珠玉のコレクション展の「愛と絆」の絵画を鑑賞しました。
残念ながら、この展覧会は2月1日で終了しています。


















































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