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2015年7月 8日 (水)

五島美術館ー瓷華明彩ーイセコレクションの名陶

五島美術館で開催されている「瓷華明彩 イセコレクションの名陶」展を見て来ました。

伊勢食品の伊勢彦信さんは卵で財を成しましたが、文化活動にも力を入れ、美術品の収集や
芸術家、研究者への助成も行っています。
中国陶磁では一大コレクションがあるそうで、今回は中国陶磁を主体に展示しています。
以前、2012年にも五島美術館ではイセコレクションの至宝ー中国陶磁名品展を開催しました。

チラシと図録から一部ご紹介します。

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「イセコレクションの名陶」展チラシ                 チラシ裏
写真は「五彩唐草文共蓋壺」

001  三彩長頸瓶
高さ20、7 口径6、8 幅10、2cm  美しい形の唐三彩です
白い部分は蠟抜き手法による文様です(蠟を塗って釉薬をはじき、色釉の一部を白抜きの文様にする)
これは川端康成が所蔵していたそうです

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法花蓮池水禽文瓶 (重要美術品)              法花透彫人物文壺
高さ27 口径4、4 胴径17、3cm             高さ36、2 口径20、6 胴径35 底径24cm
堆線で縁取りをして文様を表しています(法花)      器体を二重にして人物や花などを透かし彫り
                                   しています

瓶や壺が歪んでいますが、図録を平らにできなかったために歪んだ写真になってしまいました。
申し訳ありません

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五彩金襴手花鳥文瓢形瓶 (重要文化財)          胴部4面の絵 鳥、鹿、鶴
高さ55 口径4、1 胴径25cm
赤が主体の色絵に金泥を使った鮮やかな金襴手です。堂々たる大きさの瓢形の瓶で、器体全てが
絵と文様で埋め尽くされています。
胴下部の4面の丸窓と、胴上部の3面の丸窓に鹿や鳥、花の絵が描かれています。

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緑地金襴手鹿花鳥文碗 (重要美術品)          碗の底に暗刻で描かれた龍
高さ6、2 口径12、1cm
緑の地に鶏や鹿、木などを金箔を切って焼き付けています。鮮やかですね。
胴の下部に2頭の鹿がいます。

007  黄地緑彩鳳鶴文角鉢
高さ9、3 口辺19、8x19、4 底辺9、7x9、7cm
緑釉で外側面に鶴と鳳凰が2面ずつ描かれ、更に唐草文で覆いつくされています。
唐草文は内側面にも描かれています。

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五彩鹿人物文盤                          五彩鳳凰文輪花盤
高さ4、1 口径23、7cm                    高さ5、8 口径38、4cm
五彩の色鮮やかな盤です                    鳳凰2羽が向かい合っています
鹿の背と人物の手に角型の壺が載せられています    桐の木と牡丹も華やかです

010  五彩百鹿文壺
高さ35 胴径30、5cm  胴部に描かれた鹿は本当に百頭いそうです。

011  五彩唐草文共蓋壺 (重要美術品)
総高19、6 器高15、3 口径9、1 底径12、7cm
胴部が膨らんでどっしりとしています。唐草文様の中に青花と赤で交互に6つの花が描かれています。

013  五彩仙人文杯 高さ4、2 口径5、5cm
小さな杯に9人の人物と蝙蝠、石などが繊細に描かれています。
仙人の衣服は淡い朱色で描かれ、白い杯に映えています。

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黄釉劃花龍文盤 各高さ3、9 口径16、7cm       盤の中央に龍が線刻されています
黄釉の黄色は皇帝の色として重んじられていました。

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真珠釉暗花寿字龍文碗 各高さ5、8 口径10、3cm  見込み中央に寿の字が真珠の輝きの中に浮かび上がります。
透明な光沢のある釉色が光によって真珠の輝きを見せます。
外の側面に雲龍文が線刻で表されているそうですが見えませんでした。

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茄皮紫釉暗花龍文盤 各高さ4、2 口径19、2cm     盤の中に雲龍文が見えます
全体が見事な青紫釉で覆われています。

020  青花黄彩桃樹文盤 高さ5、2 口径26、8cm
鮮やかな黄色の盤に桃の実の青色が映えます。外側面には朝顔の花が描いてあります。

021  彫磁豆緑釉蓮花文筆筒
高さ13、2 口径9、7cm  透かし彫りと浮彫で見事な筆筒が造られています。
蓮の花が咲く水辺に鷺がいます。全体の緑釉も鮮やかです。

022  翠玉蟷螂筆架 高さ2、7 長さ6、1x2、8cm
翡翠の玉です。緑と白の部分を活かして蟷螂を彫っています。
故宮博物院の「白菜」を思わせる作品です。

023  灰被天目
天目 高さ7、6 口径12、1-12、3cm  天目台 高さ8 口径8、2 羽径15、5cm
鉄釉を2度掛けて焼き、灰が被ったような様子を示すものを灰被りというそうです。
茶碗の側面中央に下弦の月のような景色が表れています。

024  青磁鉄斑文瓶 (重要文化財)
高さ28、2cm  鉄斑文を散らした見事な飛青磁です。胴下部が膨らみ安定感があります。
口部が膨らんでいるのを柑子口(こうじぐち)と呼ぶそうです。
同じ龍泉窯の飛青磁には国宝の「飛青磁花生」があります。

これ等の他、沢山の陶磁器と堆朱、墨、硯、青銅器、更には西洋絵画も3点有りました。
イセコレクションを堪能しました。

この展覧会は8月9日まで開催されています。

 五島美術館
    東京都世田谷区上野毛3-9-25
        Tel 03-3703-0661

  
































































   










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