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2015年5月 6日 (水)

開創1200年を迎えた高野山に参拝

高野山は東西約6Km,南北約3Kmの盆地(標高約800m)が転軸山、楊柳山、弁天岳などの峰々に囲まれ、
丁度蓮台の上のような地形になっています。
この地を弘法大師空海が816年に嵯峨天皇に下賜を願い出て許され、伽藍造営が開始されました。
今年は高野山開創1200年を迎え、記念大法会が開かれ、4月2日から5月21日までの50日間、毎日
法会が行われています。

宿坊に泊まる旅行に参加しました。

近鉄大和八木駅からバスで壇上伽藍の根本大塔に向かいます。

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根本大塔 高さ48、5m 23、5m四方         内陣(パンフレットより)
弘法大師は真言密教の根本道場としてこの塔を建立しました。
内陣には胎蔵界大日如来を本尊として、金剛界の4如来(阿閃(あしゅく)如来、宝生如来、阿弥陀如来、
不空成就如来)が囲み、更に柱に16大菩薩(堂本印象・画)が描かれています。

根本大塔の大きさ、朱色の鮮やかさに驚きましたが、内陣の華やかさ、大日如来を中心とする華麗な
曼荼羅に感動しました。

002  中門
中門は1843年に焼失し、今年172年ぶりに再建されました。
四天王がにらみを効かせています。

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金剛峯寺 山門                         金剛峯寺 本堂
金剛峯寺は高野山真言宗3600寺の総本山です。

029  本尊 弘法大師坐像 (パンフレットより)
弘法大師坐像は16年ぶりのご開帳です。

金剛峯寺には大広間や沢山の部屋、広い庭があります。
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大広間 群鶴(斎藤等室)                    梅の間(狩野探幽)

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柳の間(山本探斉)                        台所 左下に二石釜

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蟠龍庭 最大の石庭                       真然廟
真然は弘法大師の高弟で、弘法大師入定後も50年をかけて根本大塔や西塔、弥勒堂などを完成させ、
真言宗確立のために尽くしました。

今日の宿坊、赤松院に着きました。

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赤松院 門                             赤松院 本館

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門には金剛力士像 阿形                      金剛力士像 吽形

赤松院は奥の院に一番近い宿坊です。本尊は十一面観世音菩薩。
2000坪を超す庭園があります。沢山の仏像と左甚五郎作の木彫りの虎などがあります。

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今夜の精進料理 上の蓋物の中に胡麻豆腐 野菜の天ぷら 煮豆 煮しめ 酢のもの デザートのみかん

翌朝は早朝に散歩しました。

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蛇腹道(壇上伽藍参道)                     金堂

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御影堂                                三鈷の松 松葉が3本
弘法大師の御影を安置する堂                 弘法大師が伽藍建立の地を占う為に唐から
                                    投げた三鈷杵が掛ったとされる松                 

赤松院に帰って6時半の朝のお勤めをします。
お経を聴き、お坊さんのありがたいお話を聴きます。
精進料理の朝食を摂り、金堂と奥の院の参拝に出掛けます。

003 金堂
法会の為、中には入れませんでしたが、北側から回廊を回り、正面の障子の開いたところから、ご本尊の
薬師如来坐像を拝むことができました。
金堂は昭和元年に焼失して昭和9年に再建され、この時高村光雲により本尊、薬師如来坐像が製作されて
厨子内に安置されて以来、本尊は絶対秘仏でした。
今回の1200年大法会に合わせて80年後に初めて開帳されました。
なかなか大きな、金白色のまぶしいばかりのお薬師様です。
更に、金剛界と胎蔵界の大曼荼羅図もちらりと覗くことができました。

奥の院に行くまでに時間がありましたので、大門を見に行くことにしました。

018  町石道の五輪卒塔婆
高野山七口の一つ町石道(慈尊院から高野山までの24Km)には道沿いに一町ごとに五輪卒塔婆が
建てられています。慈尊院から壇上伽藍まで180基、さらに奥の院まで36基が残っているそうです。

019  大門  1705年再建 重要文化財

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金剛力士像 阿形 仏師康意作                 金剛力士像 吽形 法橋雲長作
堂々とした風格のある金剛力士像です。

022  大門の先、弁天岳方面の眺望

戻って奥の院に向かいます。

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奥の院参道                             五輪塔(墓標)
                                   上から空輪、風輪、火輪、水輪、地輪

この参道には関東大震災の供養塔や武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣家、徳川家、島津家などの
20万基を超える供養塔があります。

025 035
水向け地蔵                              御廟の橋
一尊の地蔵の足元に3度水を掛ける           36枚の板石と橋全体で金剛界37尊を表しています。
                                    
036  燈籠堂
全国の信者が献じた無数の燈籠が輝いています。
弘法大師の御廟は燈籠堂の裏にあります。

奥の院の参拝を終え、霊宝館に向かいます。

026  霊宝館
国宝や重要文化財の仏像、絵画、書が展示してあります。
パンフレットからご紹介します。

038 039
大日如来像と孔雀明王像 重要文化財        制多伽童子像と矜羯羅童子像 (八大童子の内) 国宝

040 041
諸尊仏龕 国宝                         聾鼓指帰(ろうこしいき)(三経指帰) 国宝
釈迦如来を中心として諸菩薩などが細かく        儒教、道教、仏教の3経の優劣を論じたもの
彫られている 携帯できる仏龕                弘法大師24歳の著述

これ等の他、不動明王座像や飛行三鈷杵、紺紙金銀字一切経などの貴重な文化財がたくさん
展示してありました。


最後に金堂の舎利会(庭儀大曼荼羅供)をちらりと見ました。

027  1200年大法会 金堂舎利会

028  お坊さんの行列 大会堂から金堂へ

残念ながら出発の時間となり、法会には参加できませんでした。

歴史のある高野山の仏教都市、曼荼羅世界をを参拝しました。
高野山の大法会は5月21日まで行われています。





 































































































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