« 文房堂ギャラリー・城戸真亜子展 | トップページ | Bunkamura・ボッティチェリとルネサンス展 »

2015年4月13日 (月)

銀座松屋・第50回日春展

銀座松屋で開催されている「第50回日春展」を見て来ました。

日春展は日展(日本美術展覧会)の日本画部が春に行う公募展で、当時の日展第一部の理事、伊東深水、
堂本印象、東山魁夷、福田平八郎らにより昭和40年に開催されました。
銀座松屋美術部が事務局です。

日春展の案内と写真数点から一部ご紹介します。

001  日春展の案内

002
  
日春展 第50回記念大賞 吉岡順一 「白昼夢」
007  白色を基調として浮彫のように描かれています
右側には沢山の風船で吊りあげられた象が描かれ、左側から上にはテントのようなものが有りますが、
左上に土星が描かれているので、どこかの山脈なのかも知れません
幻想的な絵です

日春賞・外務大臣賞 原田玲 「炯炯」
008  3匹の猫が描かれ、白猫は背を向けていますが、
茶色と黒い猫はこちらを睨んでいます
両側には奇妙な花がある壁があり、その壁面が開いて異次元の世界(猫の世界?)を垣間見たのでしょうか

003  日春賞
小さくて見えにくいのですが、左から
高木かづ 「薔薇園」 小さな赤いバラが描かれています
谷野剛史 「追憶」 ポットや皿の上のフォーク、などが描かれています
三上友子 「日々」 物干し竿にハンガー、ハンガーの一つにはタオルが掛っています
行近壮之介 「天岩戸」 中央に銀で、岩戸が少し開いた時の光を表し、両側は華やかな色が使われて
 いますが、これは天照大御神を誘い出すための踊りでしょうか


004
左から
鈴木竹柏 「氣」 大きなポプラの木が霧の中に霞んでいます
中路融人 「通天橋の秋」 東福寺の見事な紅葉ですね
岩倉寿 「卓上花」 白一色ですが、菜の花とアジサイが描かれているようです

005 委員作品
左から
土屋禮一 「椿と梟」 2羽の梟が可愛らしいです
福田千恵 「出発の花(ファイアーヒース)」 綺麗な赤い花が咲いていますが、花は皆下を向いています
山﨑隆夫 「冠雪藪椿」 椿の花や葉に雪が積もっています


これ等の他、委員では
川﨑麻児 「旅する街」 金の鹿の上に街があり、鹿と共に移動しています
坂本幸重 「鮭」 カラフルな大きな鮭がうろこまで細かく描かれ、下に敷いてある新聞紙の文字まで詳細に
 描いてあります

会員では
川田恭子 「目覚めの春」 鮮やかな色の魚が孔雀のように尾を広げています
中町力 「Passeig de la Sagrada Familia」 サグラダファミリアの水面に映った部分のみ
西出茂弘 「軌道」 草原に使われなくなったレールがあります
山田毅 「夏岳」 緑が濃い山の稜線が描かれています

一般の入選者では
猪熊佳子 「spring ephemeral  春の妖精」 緑の森の中に大きな木の切り株があり、周りに草や
 カタクリの花、リスも描かれています  爽やかな印象です
大矢高弓 「ひとやすみ」 ひとやすみしているおばあさんの表情が良いですね
西野千恵子 「舞う」 大木の下部が画面いっぱいに描かれ、割れた木肌のコルクの細胞まで
 克明に描かれています

沢山の大作を見て少々疲れました。
作品の総数は一般の入選作257点、日春会委員42点、会員85点 合計384点でした。

この展覧会は今日、4月13日まで開催されています。
 






 









« 文房堂ギャラリー・城戸真亜子展 | トップページ | Bunkamura・ボッティチェリとルネサンス展 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 銀座松屋・第50回日春展:

« 文房堂ギャラリー・城戸真亜子展 | トップページ | Bunkamura・ボッティチェリとルネサンス展 »

無料ブログはココログ

座間、海老名

  • 座間ひまわりまつりと海老名泉橋酒造