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2015年3月25日 (水)

東京国立博物館表慶館・インドの仏展

東京国立博物館表慶館で開催されている「インドの仏展」を見て来ました。

1814年に創立されたアジア最古の博物館、コルカタ(旧カルカッタ)・インド博物館から、インド仏教美術が
約90件来日しています。
釈迦(ブッダ)の誕生から涅槃までの浮彫彫刻を中心に、ガンダーラやマトゥラーの仏像、般若波羅蜜多経の
経典など、インドの古代美術が満載です。

チラシやポストカード、新聞などから一部ご紹介します。

001 002
インドの仏展チラシ                        チラシ裏

003  法輪の礼拝 砂岩 60x50x14cm
砂岩の中央に浮彫で描かれている車輪は、ブッダの教えが世界に広まることを表しています。
この法輪がブッダを象徴し、皆が礼拝しています。

004  欄楯(らんじゅん) (パールフット) 高さ約2、7m
ストゥーパ(仏塔)を取り囲む石の垣根。
ブッダの人生や前世の一場面などが彫られています。

005  ダメーク・ストゥーパ 直径28m 高さ44m
円筒形の仏塔 (サールナート) 仏舎利(ブッダの遺骨)を収めたストゥーパ
このストゥーパを礼拝します。

006  マハーボディー寺院 (ブッダガヤ)
天を衝くような塔の内部には金箔を施した仏像が置かれ、人々が祈りを捧げています。
四角錐の壁面には仏像を置くためのくぼみや窓が沢山うがたれ、仏像が置いてあるところもあります。

007  
左:菩提樹(カナカムニ仏)の礼拝 砂岩 68、5x49x15cm
  菩提樹をブッダとして礼拝しています
右:カサルバナ観音立像 パーラ朝 11~12世紀頃

008  仏伝「誕生」 玄武岩 37、8x24、2x10cm
母マーヤーの右脇から釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が生まれ、5重の蓮華坐に立っています。

009  仏伝「出家踰城」 片岩 48x54x8、6cm
29歳の釈迦が豊かな生活も家族も捨てて、真理を求める旅に出ます。
馬のひづめの音がしないよう、守護神ヤクシャが馬の足を支えています。

010  仏伝「初転法輪」 片岩 38、5x68、5x9、5cm
釈迦が初めて自らの教えを説いた場面です。釈迦の教えに耳を傾ける5人の弟子とそれを見守る
神々が刻まれています。(弟子4人は顔が削られています)
釈迦の右膝前に宝輪が彫られ、世界に広まる仏の教えを表しているという事です。

011  仏伝「涅槃」 片岩 22、4x40、4x9、4cm
ブッダの最後が表現されています。ブッダが悲しむ弟子たちに最後に語った言葉は「諸行無常」でした。

012  四相図 砂岩 92x32x11cm
下から 「誕生」、「降魔成道」(悪魔の攻撃を退けたこと)、「初転法輪」、「涅槃」が表されています。
この出来事のあった地、ルンビニ、ブッダガヤ、サールナート、クシナガラの町は「四代仏跡」と呼ばれ、
今でも敬虔な仏教徒が訪れます。

013 014
仏坐像 マトゥラー 赤色砂岩                 仏坐像 ガンダーラ 片岩
69x42x14cm                          79x45x16cm
薄い衣で、生命感のある仏像です               ギリシャ、ローマ美術の影響が見られます

015 016
仏立像 砂岩                           弥勒菩薩坐像 片岩
120x51x16cm サールナート               81x47x13cm ガンダーラ

020  摩利支天立像 玄武岩 55、4x28、3x12、9cm
四面八臂、左にイノシシの面の女尊。ヒンズー教の神に由来。
手には悪人の目と口を縫い合わせるための針と糸を持っています。

021  仏頂尊勝坐像 玄武岩 66x33x14cm
三面八臂 仏の頭頂部にある肉けいは知恵を象徴しています。
ヒンズー教の神の造形が密教の仏像に取り入れられました。

022  八千頌般若波羅蜜多経 パーラ朝 11世紀頃
最初の大乗仏教経典
唐の玄奘が西域から持ち帰り、集大成したのが「大般若波羅蜜多経」600巻です。
また、密教の経典、五護陀羅尼経も展示してありました。

これ等の他にも沢山の仏像と仏足石や奉献塔(ストゥーパ)、銀の鉢や盆などがありました。

仏教や密教の仏像を見て、厳粛な気持ちになると共に、古代の人々の表現力の見事さに圧倒されました。

この展覧会は5月17日まで開催されています。







 



























 












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