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2015年2月 4日 (水)

王子の稲荷神社めぐりと都電荒川線

千住大橋の橋戸稲荷神社にお参りして、町屋から都電荒川線に乗り、王子の稲荷神社2社を参拝しました。

京成線、千住大橋駅の近くに伊豆長八の鏝絵がある、橋戸稲荷神社があります。

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橋戸稲荷神社                          本殿
1490年創建の古い神社です。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、穀物の神です。
本殿は土蔵造りです。

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伊豆長八の鏝絵 白狐 右                      クローズアップ
本殿の扉が開けてあり、左右、内側に白い狐の鏝絵があります。

005  鏝絵 左 子狐を抱いた母狐
きれいな優美な鏝絵です。子狐を見る母狐の目は慈愛に満ちているようです。
1863年に彫刻されたそうですが、保存が良く、つい最近造られたように見えます。

伊豆長八(入江長八)は伊豆松崎に生まれ、左官の技術を研きながら、狩野派の画法を学び、鏝絵の
技法を生み出しました。
伊豆松崎には長八美術館などに作品がありますが、関東では残っている物が少ないそうです。

京成線で町屋に行き、町屋から都電荒川線に乗りました。

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都電荒川線 電車                        電車後ろの窓からの景色
                                  遮断機が上がり、横断する自転車
                                  
007  車内の路線図

王子で降りて装束稲荷に向かいます。

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王子装束榎跡                          王子狐の行列 看板
昔、毎年大晦日に大きな榎の元に狐が集まって、装束を整えて王子稲荷にお参りしたそうです。
歌川広重が浮世絵「王子装束ゑの木大晦日の狐火」に描きました。
ところがこの装束榎が道路拡張の為切り倒され、そこに碑が立てられ、その後稲荷神社が設けられました。

近年、王子の町の人達がこれを行事として復活させ、この20年ほど「王子狐の行列」が行われています。
昨年の大晦日にもかがり火を焚いて、狐の行列が装束稲荷から王子稲荷神社まで実施されました。

012  装束稲荷神社

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神社を守るお狐さん                        装束榎の碑

次に王子稲荷神社に向かいます。

014  王子稲荷神社 山門
王子稲荷神社は関東稲荷の総社です。御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、宇気母智之神
(うけもちのかみ)、和久産巣日神(わくむすびのかみ)、衣食住の祖神です。
今から1000年前に「岸稲荷」としてこの地に祀られたお社だそうです。
徳川将軍家の祈願所となり栄えました。

いなり幼稚園と一緒になっているからでしょうか、山門は土曜日の午後と日曜日だけ通行できますが、それ以外は扉に鍵がかかり、稲荷坂を上った中腹の門から入ります。

門の横に絵の案内がありました。

015  柴田是真 「額面著色鬼女図」
蒔絵、漆絵で有名な柴田是真の扁額です。
絵の内容は、京の民衆を脅かしていた鬼女が武将に退治されましたが、数日後に武将の伯母に化けて
現れ、切り落とされた自分の腕を取り返して鬼女の姿に戻り、空に舞い戻るという場面を描いています。
これは正月三が日と2月の午の日(11日、23日)に公開されます。

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稲荷坂中腹の門                          拝殿
王子稲荷神社は商売繁盛と火防の御神徳があり、初午(2月11日、23日)には「火防守護の凧守」が
授与されます。 その凧市のお知らせが掲示されていました。

018  扉には立派な獅子の彫刻があります

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拝殿天井の絵 「鳳凰」2点 関口正男               全面に花の絵
以前は天井に谷文晁の「龍」の板絵2枚が掲げられていましたが、これは史料館へ収蔵され、代わりに
関口さんの「鳳凰」が懸けられたという事です。

021  いなり幼稚園 奥が王子稲荷神社

これで稲荷神社めぐりを終え、お土産にいなりずしと扇屋の玉子焼きを買って帰りました。

































 





  













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