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2015年2月 5日 (木)

石洞美術館・マイセン展

足立区千住橋戸町の石洞美術館で開催されているマイセン展を見て来ました。

石洞美術館は千寿金属工業株式会社の社長、会長を歴任した、実業家佐藤千寿が収集したコレクションを
基に2006年に設立されました。
コレクションは中国や日本、ヨーロッパ等の陶磁器約1000点を始め、インドの細密画や駒井哲郎の銅版画
などの絵画及び漆工、金工、宗教美術等です。

今回は土屋コレクションのマイセン展PartⅢが展示されています。
チラシとパンフレットから一部ご紹介します。

006  マイセン展チラシ
写真は「貼花花鳥飾り壺」(チラシの作品名) 又は「色絵貼花鳥果実飾蓋付壺」(リスト)
1880年頃高さ57、3cm 
無数の白い小さい花が貼り付けられ、スノーボール状になった花の塊もあります。蓋の上には緑と青の
羽を持つ鷲、蓋や胴部に果実、バラの花、鳥が数羽つけられていて、これ以上ない鮮やかな、華やかな
壺です。
これは2階の奥のケースに展示してありました。

石洞美術館に入ります。

001  石洞美術館(千寿金属工業株式会社)

002 003
マイセン展案内看板                      石洞美術館入口

008  石洞美術館パンフレット

009  千寿金属工業株式会社(パンフレット)
この本社ビルは銅板葺きおろしの屋根、煉瓦タイル貼りの平面六角形の面白い建物です。
建物自体が美術品のようです。

010  美術館の中は1階と2階がスロープで繋がれています。

撮影はできませんので、チラシからご紹介します。

011 012
上:「色絵竹虎文飾り皿」                   上:「色絵葡萄栗鼠文飾り皿」
 1725-30年頃 高さ3、4 径23、4cm        1740年頃 高さ3、5 径24、2cm
中:「色絵梅樹竹虎文飾り皿」                中:「色絵赤龍文飾り皿」
 
 1745-50年頃 高さ5 径30、2cm          1740-45年頃 高さ5 径29、2cm 
下:「色絵梅竹柴垣虎文貝形飾り皿」           下:「色絵中国人物文ティーポット」
 1740年頃 高さ4、1 長さ23、3cm           1720-30年頃 高さ12 長さ16、2cm

ブルー・オニオンや交差剣マークの器で知られるマイセン窯は、ヨーロッパで初めて磁器を製造した窯です。
磁器の製造法はヨーロッパには伝わらず、長い間謎だったのですが、ザクセン選帝侯アウグスト強王の
命を受けたベットガーが、ついに製法を発見し、1710年に王立磁器製作所が設立されました。
これがマイセン窯で、当初は「柿右衛門写し」や「シノワズリ(中国趣味)」の磁器を制作していましたが、
やがて緻密な造形、優美で華麗な絵付けがされたヨーロッパ的なマイセン磁器が製作されるようになりました。


今回の展覧会では「シノワズリ」の「竹虎文」や「中国人物文」などが大半を占めています。

013  
左:「色絵竹虎文靴」 1910年頃 高さ5、2 長さ16、6cm
右:「虎」 1900年頃 高さ4、3 長さ10、3cm

70点近くの華やかなマイセンがありましたが、その中にモンブラン万年筆にマイセン磁器を使ったものも
ありました。

又、1階には佐藤千寿と親交のあった陶芸家の小山冨士夫の壺や皿、酒盃などの展示もありました。

この展覧会は4月5日まで開催されています。

 石洞美術館
     東京都足立区千住橋戸町23番地
         Tel 03-3888-7520

    
                                


 





















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