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2015年1月26日 (月)

畠山記念館・THE琳派展

白金台の畠山記念館で開催されている「THE琳派展」を見て来ました。

畠山記念館は荏原製作所を興して、実業界で活躍した畠山一清が昭和39年に設立しました。
蒐集した美術品は、牧谿の「煙寺晩鐘図」などの国宝6件、本阿弥光悦作の「赤楽茶碗 銘 雪峯」などの
重要文化財32件を含む1300件に上ります。
今年は開館50周年を記念して「THE琳派展」を開催しています。

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琳派展チラシ                           チラシ裏
上段 金銀泥四季草花下絵古今集和歌巻 本阿弥光悦書、
    俵屋宗達下絵 重要文化財
中段 風神雷神図 酒井抱一筆
下段 赤楽茶碗 銘 雪峯 本阿弥光悦作 重要文化財

The_009  畠山記念館パンフレット

都営浅草線、高輪台駅から住宅街を記念館に向かいます。

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畠山記念館入口                         門を入ると畠山即翁の像

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本館・美術館入口                         畠山即翁寿像 平櫛田中作

2階が展示室です。作品の一部を図録などからご紹介します。

The_012  扇面月兎画賛 本阿弥光悦筆
17、3x54、8cm 扇面の半分は金箔で月を描き、緑地に月を見上げる白兎、周りに芒と萩を描いています。大胆な構図で月と兎の対比が華やかです。


The_018  風神雷神図 酒井抱一
各105x30、7cm 俵屋宗達の風神雷神図以来、尾形光琳など琳派の絵師たちが描いてきましたが、
酒井抱一は原図にかなり変更を加えています。
風神、雷神の位置を上下にずらし、両神がにらみ合って、緊迫感のある絵となっています。

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秋萩図 尾形乾山                        立葵図 尾形乾山
130x49、5cm                         130x56cm
風に吹かれる紅白の可憐な萩の花や、緑の葉が     立葵の太い、直線的に伸びた茎と紅白の
華やかです。上下の萩の花の中に、賛の一首が     柔らかい花の対比が鮮やかです
詠まれています。

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赤楽茶碗 銘 雪峯 本阿弥光悦作 重要文化財   赤楽茶碗 銘 李白 本阿弥光悦作
高さ9、5cm 口径11、6cm                高さ9、9cm 口径12、2cm
たっぷりとした、丸く、厚みのある茶碗です        胴が筒状に造られ、口縁は鋭く削られています
太く、大きなひび割れを金粉で繕っています       淡い赤の中に白釉が柔らかく発色しています
口縁から胴にかけての白釉を、山に積もる
雪に譬えて銘が付けられました

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銹絵染付火入 銘 赫赫 尾形乾山作・尾形光琳絵    色絵藤透鉢 尾形乾山作
高さ10、3cm 口径11、4cm                 高さ12、3cm 口径19、5cm
六角に造った胴に白釉を施し、その上に           口縁部を反らして、絵に合わせて切込みを
銹絵と染付で梅の木と花を描いています           入れ、更に透かし彫りを施しています
                                    白と紫で藤の花を描き、銹絵で枝を、
                                    緑で葉を描いています
                                    尾形乾山の反り鉢の一つです  

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色絵福寿文手鉢 尾形乾山作                 色絵絵替り土器皿 尾形乾山作
高さ14,4cm 口径19、8cm                各 高さ2、2cm 口径16cm
丸みを帯びた四方形の深い平鉢です            轆轤を使わず、手びねりで成形したかわらけ風の
把手や胴に白い丸を抜き、その中に福、寿の       皿です 葦、杉、浮草、菊、八重葎が 
字を入れています                        各々の皿に描かれています
内側は緑地に椿文を白抜きにしています          

The_026  紅葵花蒔絵硯箱 尾形光琳作
26、3x16、1cm 高さ12、1cm 両脇が大きく切り取られた蓋の硯箱です。
立葵と八重葎が箱の全面を覆い、葵の花は錫で花弁が描かれ、蕾には貝が使われています。
葵の葉と八重葎は金で描かれています。鮮やかな硯箱です。


The_013  金銀泥四季草花下絵古今集和歌巻
本阿弥光悦書・俵屋宗達下絵 重要文化財 33、7x918、7cm
竹(幹)、梅、躑躅、蔦が下絵に描かれ、四季の移り変わりを表しています。
下絵の調子に応じるように、歌が書かれています。 

The_014  躑躅図 尾形光琳 重要文化財
38x60cm たらしこみによって描かれた山と渓流に、紅白のつつじが鮮やかに対比されています。

The_019  曲水宴図 鈴木其一
95、6x50、6cm 桜の咲く中、宮中の行事、曲水宴で川の流れに乗ってくる盃に歌を詠みます。
紙と筆を取り、歌を考える、優雅な遊びです。

これ等の他、沢山の書画、工芸品がありました。

琳派の作品を見終えて、庭を散策します。

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苑内を巡ります                         お地蔵様

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茶室 浄楽亭 毘沙門堂                   苑の下には昔の井戸でしょうか
苑内には茶室が5軒有ります

畠山記念館の琳派の展示と苑内の散策に満足して帰りました。

この展覧会は3月15日まで開催されています。

 畠山記念館
     東京都港区白金台2-20-12
        Tel 03-3447-5787

                     







 




















 


































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