鳴門渦潮と善通寺観光
鳴門の渦潮を見て、善通寺にお参りして来ました。
徳島阿波おどり空港からバスに乗り、鳴門市の渦潮観潮船乗り場に行き、船に乗り込みました。 観潮船 わんだーなると号
大鳴門橋に向かいます
大鳴門橋の下をくぐります
渦潮が見えました 大迫力です
鳴門の渦潮は世界三大潮流と言われています。他の二つはイタリア、シチリア島のメッシーナ海峡と
アメリカ、ロスアンゼルスのセイモア海峡です。 条件が良ければ直径20m以上の渦ができるそうです
(以前の新聞記事) 大きさが分ります
鳴門海峡を挟んで、瀬戸内海側と紀伊水道側とに潮位(干満)の差が生まれることで激しい潮流が
できるそうです。
太平洋から北に向かう潮が紀伊水道で二手に分かれ、一方は鳴門海峡に入り込み、もう一方は
明石海峡を経由して鳴門海峡に回り込んで太平洋に出て行きます。
この時の潮位差と、風と、海底の地形が影響して、鳴門海峡で渦潮が起こります。
丁度、大鳴門橋の下で自然のスぺクタクルが展開されるのです。
あまり渦に近づくと、小さな船は引き込まれるのではないかと心配しましたが、渦潮コンシェルジェの話では
渦は下から上に巻き上がっているので、船が引き込まれることはないと言う事でした。
観潮船で十分に渦潮を見た後、今度は大鳴門橋の橋の上から渦を見ます。
大鳴門橋は当初新幹線を通すため、二階建てに造られましたが、それがなくなりましたので、一部を
利用して遊歩道「渦の道」としました。
橋の上の、渦上45mから真下を見られるのです。
橋にはガラス床が造られて、真下の渦、海を見ることができます。
見下ろすと足がすくむ感じがします。
遊歩道は450mあり、両側が吹き抜けなので海峡の風が吹き付けて寒いです。 橋脚の間から海と船が見えます
観潮船と渦の道で鳴門渦潮を堪能しました。
次は香川県の善通寺に向かいます。
善通寺は弘法大師・空海が774年に誕生した所であり、その後弘法大師が807年に創建した寺です。
大師の父、佐伯善通の名を取って「善通寺」と号しました。
善通寺は真言宗善通寺派の総本山で、四国霊場八十八ヵ所の75番札所です。
本堂(金堂)のある伽藍(東院)と大師堂(御影堂)のある誕生院(西院)からなっています。 済世橋と正覚門
先ず奥の伽藍の金堂に向かいます。 金堂 重要文化財 本尊・薬師如来坐像
左:薬師如来坐像 (パンフレットより)
荘厳な大きな薬師如来坐像です。 五重塔 重要文化財 高さ43m
大楠 弘法大師誕生の時に繁茂していた大楠で、樹齢千数百年。県の天然記念物。
周囲14m、高さ50m
五百羅漢 誕生院との間に並んでいます 菊花展が開催されていました 大師堂(御影堂)
弘法大師の父、佐伯善通の邸宅跡に建てられました。
大師堂の横には、弘法大師誕生の時に使われた産湯の井戸があります。
次に瀬戸大橋を見に行きます。
瀬戸大橋は坂出から児島、倉敷をつなぐ6橋で、全長9000mを超える巨大橋です。
橋を渡るまでの時間はないので、瀬戸大橋記念公園内のタワーに乗り、大橋と景色を見ます。
瀬戸大橋パンフレット 瀬戸大橋タワーパンフレット
瀬戸大橋タワーは100人乗りの円盤が、回転しながら108mの高さまで昇り、瀬戸大橋や瀬戸内海の
景色を見ることができます。
番の州高架橋が見えます 段々高くなります 南備讃瀬戸大橋から先の橋まで見えます
10分間のスカイウォークを楽しみました。
瀬戸大橋ものしり事典を読みながら帰ることにしました。
大塚国際美術館にも行きましたが、ここは次のブログでご紹介します。
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