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2014年10月11日 (土)

創立60周年記念 一陽展

国立新美術館で開催されている「創立60周年記念 一陽展」を見て来ました。

一陽展の母体は一陽会ですが、一陽会は二科会を退会した、鈴木信太郎さん、高岡徳太郎さん、
野間仁根さん、植木力さんを中心に、画家、彫刻家10数名で昭和30年に設立され、「真のプロ育成」
を会の方針として発展し、東京、関西、神奈川、千葉、中部、長野以下全国に支部を拡大し、一大勢力
を形成しています。

今回は創立60周年の記念の会で、「一陽会は尖鋭なる未完成こそ推薦し、前人未到の新分野を
めざします」とうたって公募しました。

絵画約450点、版画約20点、彫刻約60点が沢山の部屋に展示されていました。
その中から一部ご紹介します。

60_009  展示会場の様子

[絵画]

60_007  「Landoscape」 西山恭申 60周年記念賞
大きなモニュメントがガラスに映っているようにも見えます

60_006  「生への執着ー密生ー」 福家省造 鈴木信太郎賞
密集したビル群の上にある巨大な作物(ブロッコリー?)は街のエネルギーを栄養にして育ったのでしょうか

60_008  「日々刻々」 山田久子 高岡徳太郎賞
沢山の英字新聞の字が克明に描かれています その中に時計が描かれまさに日々刻々です

60_001 60_002
「コミュニティーの回路 プラハ」 岩山義彦          「少女二態」 香焼直美 会員推挙
プラハの街の密集した建物や教会の塔などが描かれています

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「鉄路の記憶」 本匠幸江 会員推挙             「高原遅春」 垣内カツアキ スカラベ賞
                                    なんとも鮮やかな緑とピンクの花です

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「ロフトライフ」 篠崎聡                       「花をまく」 芝西広美 会員推挙
構図がバルテュスの絵のようです               エキゾチックな幻想的な世界です

60_010  60_012
「刻」 亜衣千里 スカラベ賞                  「過密地帯」 石川三知代 スカラベ賞
レースの下には何があるのでしょう             過密なビルというより模型が描かれています   

60_011  60_015
「未知へⅩⅩⅩⅧ遥」 古賀敦子 会員賞           「命あるもの」 丸山光子 会員推挙
ナポレオンフィッシュが印象的です               おびただしい数の玉ねぎが穴に落ちていきます

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「夕薄陽の窓」 定岡三紀子                   「三つの力(太陽、風、火力発電)」 廣門幸三
                                       会員賞
                                    古い工場が緻密に描かれています

60_014  60_018
「天使の分け前」 川上弘子 特待賞、会友推挙        「秋宴Ⅰ、Ⅱ」 高橋章子 青麦賞
樽貯蔵ウィスキーの減少分が天使の分け前ですが?     落ち葉の中にどんぐりも

60_016  「月の下で」 西浦まゆみ 会員推挙
優しい女性の絵で気持ちが安らぐと思ったら、横になった女性の体からみかんの様な物がなっています

60_020  60_021
「予兆」 宇梶陽子 会員推挙                 「Take off」 三浦高之 会友推挙
ゴジラ現る                             バイク、自動車が合体して空を飛びます

60_019  60_024
「A氏の肖像」 藤田裕子                      「存在Ⅱ」大田信之 奨励賞
巨大な卵は額縁をはみ出しています               数百年物のブナの根でしょうか
                                      存在感があります

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「星座神話の中へⅠ」 郡谷美穂子 奨励賞         「南の木(記念樹)」 森山秀樹 奨励賞
星座の中に宇宙船などが割り込んでいます         豊かな色彩で密集した葉を描いています

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「もくれん」 小松繁行 奨励賞                  「アダーラジ」 菅原礼子 会友賞
真っ赤なもくれんの花が青空にくっきりと咲いています   古代の宮殿のような建物です
                                     柱の彫刻まで精密に描いています

60_029  「CHILDREN あそぼ」 村田忠夫 特待賞、会友推挙
数百人の子供たちが遊んでいます 真ん中の青い丸は地球でしょうか 

[版画]

60_023  「旅の記憶Ⅰ、Ⅱ」 服部八恵子 会友推挙
溪谷や重なる山々が絶景です

[彫刻]

60_030  「冬の影」 中村義孝 植木力賞

60_031  「化石の森」 和田啓祐 奨励賞

これ等の他、沢山の絵画、彫刻、版画が展示してありました。
意欲的な、斬新な発想の作品が多く、一陽会の発展する力を感じました。


この展覧会は10月13日まで開催されています。
その後、大阪市立美術館、石川県立美術館に巡回されます。


 




















 














 























  











   










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