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2014年10月12日 (日)

チューリヒ美術館展

国立新美術館で開催されているチューリヒ美術館展を見て来ました。

日本とスイスの国交樹立150年を記念して、スイスが誇る美の殿堂・チューリヒ美術館から代表作
74点が来日しました。
印象派を代表するモネの幅6mにおよぶ睡蓮の大作や、セザンヌ、ゴッホ、ドガ、ルソーらポスト印象派の
画家たちの作品、ホドラーやヴァロットン、クレー、ジャコメッティらスイスゆかりの画家たちの作品、
さらにピカソ、ムンク、シャガール、ダリなど、20世紀美術の巨匠たちの作品が展示してあります。

今回の展覧会ではこれまであまり目にしたことがない作品が多数ありました。

チラシやポストカード、新聞などから一部ご紹介します。

001  002
チューリヒ美術館展チラシ 表                   チラシ 裏
チラシを見ただけでもワクワクします

003  セガンティーニ 「虚栄」
泉に写る自分に見入る女性を描き、うぬぼれや虚栄を表しています
セガンティーニは分割主義とされ、色を混ぜると暗くなるので、線描で明るさを出しています

004  005
モネ 「陽のあたる積み藁」                    睡蓮の池 夕暮れ
夕日に染まる積み藁がきれいです              縦2m幅6mに及ぶ大作ですが、写真に撮ると
                                    小さくなってよく分りません
                                    池に映る夕日の黄色と木立の影などが
                                    描かれています
                                    
                                    まるで抽象絵画を見ているようです

006  ドガ 「競馬」
騎手と馬たちの動きのある絵です
右端の馬の尻尾の先が左端の馬の尻尾につながるのかも知れません

007  ゴッホ 「サント=マリーの白い小屋」
家の真っ白い壁と空の青さが鮮やかです

008  セザンヌ 「サント=ヴィクトワール山」
山の下の家と林がまるでパッチワークのように描かれています
セザンヌは写実ではなく、自分の感じたように、思うように描いています

009  ルソー 「Ⅹ氏の肖像」
ルソーらしい奇妙な人物が描かれていますが、前の虎猫がいいですね

010  ホドラー 「真実・第二ヴァージョン」
ホドラーは繰り返しを描きました(パラレリズム)
中央の女性が真実で、真実から顔をそむける男たちが悪です  左右対称になっています

011  ヴァロットン 「訪問」
画面に不安な空気が漂っています  秘密の逢引きのようです

012  ムンク 「冬の夜」
雪道や木々がムンクの魂を表しているようです  家族を亡くしたムンクの心象風景です

013  ピカソ 「大きな裸婦」
迫力のある裸の女性が描かれていますが、ピカソらしく両方の目が顔の同じ側にあります
ゴヤの「裸のマハ」に構想がとられたようです

014  クレー 「スーパーチェス」
リズミカルな市松模様が描かれています  動きや音楽が感じられます

015  モンドリアン 「赤、青、黄のあるコンポジション」


016  シャガール 「パリの上で」
花の上の空に飛んでいるのはシャガールと奥様でしょうか


017  ダリ 「バラの頭の女」


018  ジャコメッティ 「広場を横切る男」
細長く引き伸ばされた人物像です  これはジャコメッティが現実を突き詰めた結果だそうです


これ等の他、マックス・ベックマンやオスカー・ココシュカなど初めて見る画家の絵や、カンディンスキー、
レジェ、ミロ、マグリットなどの作品が展示してありました。

印象派からシュルレアリスムまでの近代絵画ですが、チューリヒ美術館展はこれまでと少し雰囲気の異なる
展覧会でした。

この展覧会は12月15日まで開催されています。
















































   

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