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2014年9月 6日 (土)

Bunkamuraザ・ミュージアム「進化するだまし絵」

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「進化するだまし絵」を見て来ました。

Bunkamuraでは2009年にもだまし絵展が開催され、この時はアルチンボルドの野菜や果物で描かれた
「ルドルフ2世」の肖像やエッシャーのねじれた建造物などを楽しみましたが、今回は「だまし絵Ⅱ・
進化するだまし絵」とありますので、どのような絵があるのだろうか、期待して行きました。

チラシやポストカードから一部ご紹介します。

001  進化するだまし絵展チラシ
絵はアルチンボルドの「司書」 沢山の本、事典などを組み合わせて司書の肖像を描いています。

002  アルチンボルド「ソムリエ」
ワインの樽やボトル、グラス、クーラー、コルク抜きなどを組み合わせて「ソムリエ」の像を描いています。
帽子の飾りはワインのオリを除く木片のようです。

003  ピアーソン「鷹狩道具のある壁龕」
壁龕(壁に造ってある棚でしょうか)に鷹の籠や革バンド、角笛などが立体的に、影まで描かれていますが、
これが一枚の絵です。
籠の上の赤いものは鷹にかぶせる帽子だそうです。これを被せると鷹はおとなしくなります。

004  チャック・クロース「ジョージア/フィンガーペインティング」
女の子の絵が描かれていますが、これは筆ではなくて、指先に絵の具を付けてキャンバスに押し付けて
描いています。

005  福田繁雄「アンダーグランド・ピアノ」
写真が小さくなってしまいましたが、左側の鏡にグランドピアノが映っています。
我々が見る物体はとてもピアノには見えませんが、この角度から鏡を見るとグランドピアノとなります。

006  ヴィクトル・ヴァザルリ「BATTOR」
平面に描いているのにまるでサッカーボールがネットに当たったように立体的に見えます。

010  パトリック・ヒューズ「広重とヒューズ」
安藤広重の「東海道五十三次」の絵が描かれた木製の立体の衝立が平面の絵の前にあります。
左右に見る位置を変えると絵が動いているように見え、不思議な絵です。

007  ルネ・マグリット「赤いモデル」
革靴の先が人の足になっている絵です。少々不気味ですね。

008  フィリップ・ハルスマン「官能的な死」
右側が髑髏のように見えますが、裸の女性の体を組み合わせて造っています。
日本でも歌川国芳が裸の女性や男性を組み合わせて人の顔を描いていました。

009  ヴィック・ムニーズ「自画像 悲しすぎて話せない」
手をついて悲しそうな男性が描かれていますが、よく見ると男性の輪郭は色々なカラフルなおもちゃで
造られています。

これ等の他、ラリー・ケイガンの針金細工は壁に映った影が蚊やトカゲに見えます。
福田美蘭さんの「婦人像」は大きな絵ですが、目の部分が彫られて目が動くようになっています。
時々こちらを睨んでいるようです。

パトリック・ヒューズ「生き写し」は、白髪の老人の顔が凹型にえぐられて描かれていて、どちらから見ても
こちらを見ているように見えます。
ミケランジェロ・ビストレット「カメラマン」は大きな鏡の右側にカメラマンの後ろ姿が描かれていて、
鏡に映る自分の姿がカメラマンの被写体になったという事のようです。


エッシャーのだまし絵もありましたし、古典的なだまし絵から、前衛的な現代のだまし絵まで十分に楽しみました。

この展覧会は10月5日まで開催されています。

 Bunkamura ザ・ミュージアム
    東京都渋谷区道玄坂2-24-1
       Tel 03-5777-8600
























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