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2014年7月31日 (木)

泥象・鈴木治の世界ー東京ステーションギャラリー

東京ステーションギャラリーで開催されている「泥象・鈴木治の世界」展を見て来ました。

鈴木治は戦後の日本の陶芸界を牽引した陶芸家で、八木一夫、山田光らとともに、前衛陶芸家集団
「走泥社」の中心となって活躍しましたが、その活動は陶磁器が器としての用途を持たず、純粋に
立体造形としての芸術性を求めるものでした。

1961年の日本陶磁協会賞受賞を初めとして、プラハ国際陶芸展金賞受賞、ヴァロリス国際陶芸
ビエンナーレ展金賞受賞、日本陶磁協会金賞受賞など、受賞を重ね、京都市立芸術大学美術学部教授を
務め、京都市文化功労者を受賞、1994年には紫綬褒章を授賞しました。

チラシとポストカードから一部ご紹介します。

001  「泥象・鈴木治の世界」展チラシ
チラシの作品は「消えた雲」1982年

002  チラシ裏面の作品
左:「作品」1954年  中:「数の土面」1963年  右:「縞の立像」1971年

003 004
「馬」1971年                            「花の馬」1980年

005  「風の区域」1986年

006
上から 「酒注(とり)」1992年以降  「酒碗(スワン)」1992年以降
     「水滴」1974年  「走れ三角」1980年

これ等の作品は器としての用途を持たなかったので、当時の人々から“オブジェ焼き”と呼ばれましたが、
鈴木治はこの焼き物を「土偶」、「泥像」、「泥象」と呼びました。

土に赤い化粧土を施した焼締の技法と、みずみずしい青白磁の技法により、作品を制作しています。
又、後に器の口を閉ざした焼き物を作るようになりました。

口を閉ざした、1m以上の大きな焼き物がありますが、これ等が焼成の過程でゆがんだり、割れたり
しないものかと心配になってしまいますが、大丈夫な技術があるのでしょう。


次にポストカードからご紹介します。

007  「数ノ土面」1963年

008  「兄と弟」1971年

009  「馬」1977年
きれいな水色の青磁です。胴部に細かい模様があります。

010  「牛」1978年

011  「香盒 十二支」1971ー82年
上部左から子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、鳥、戌、亥
ネズミ、ウサギ、ヘビ、ヒツジ、サル、イノシシ、などがそれらしく可愛く見えます。

鈴木治さんの造形は動物や日用品のものから抽象までアイディアが尽きることがないようです。
そしてやさしさに包まれているようです。
初期から晩年の未発表作品(櫱ひこばえシリーズ)まで、約140点が展示してありました。


この展覧会は8月31日まで開催されています。

 東京ステーションギャラリー
        東京駅丸の内北口    




























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