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2014年7月11日 (金)

出光美術館・富岡鉄斎展

丸の内の出光美術館で開催されている「没後90年、鉄斎」展を見て来ました。

富岡鉄斎は幕末、明治、大正を生きた近代文人画の巨匠です。
京都、法衣商の家に生まれ、国学、儒教、詩文、仏典を学び、神宮大鳥神社の宮司となり、儒学者として
大成しますが、絵画でも大和絵から狩野派、琳派、南画に進み、帝国美術院会員、帝室技芸員を務めます。
生涯万巻の書を読み、1万点もの書画を残しました。

出光美術館は所蔵する鉄斎の書画の中から約70件を展示しています。

チラシとポストカードから一部ご紹介します。

001  富岡鉄斎展チラシ
絵は「梅華邨荘図」

003  口出蓬莱図
儒学者の口から蓬莱山が表れています。

鉄斎は古の文人をよく描きました。
陶淵明、明恵上人、松花堂昭乗などを描いた絵も展示してありました。

004  放牛桃林図
これは右の部分で、牛は全部で7、8頭描かれていました。
子供が牛に乗っている様子が面白いですね。

005  天賜吉慶図
群青や緑青を使って、色鮮やかに山水画を描いています。
岩山の青色が目に沁みます。

006  東瀛僊閣図
こちらも青緑山水画です。険しい山の中に緑の木々と赤い僊閣が映えます。


007  梅華邨荘図
山村の家々も梅の花の色に染まっています。
晩年になると、鉄斎は青緑山水の鮮やかな色彩から水墨の表現に挑戦していきます。

002  蓬莱仙境図
最晩年の作品。 豪快に、繊細に墨の濃淡だけで蓬莱山を描いています。


これ等の他、扇の面に描いた絵や、大津絵を描いた「瓢鯰図」のような楽しい絵もありました。

この展覧会は8月3日まで開催されています。

 出光美術館
     東京都千代田区丸の内3-1-1
         Tel 03-5777-8600















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