山本容子展 アートインホスピタル
伊勢丹新宿店で開催されている山本容子展を見て来ました。
今回の展覧会は、アートインホスピタルと言う事で、医療現場での壁画制作を特集しています。
絵の持つ癒しの効果で、患者をはじめ医師や看護婦たちが心穏やかに過ごせるように願って、制作するもので、
山本容子さんが新たなライフワークの一つとして取り組んでいます。
この他にも「ヴィヴァルディ四季」など、音楽の版画や「赤毛のアン」などの童話、「猫」シリーズなど、
沢山の版画が展示してありました。
山本容子さんは京都市立芸術大学西洋画専攻科を終了し、日本現代版画大賞展西武賞受賞、
韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞受賞など受賞を重ね、2013年には京都市文化功労者を受賞しています。
チラシとポストカードから一部ご紹介します。 会場入り口の看板
展覧会のチラシ
チラシ裏 アートインホスピタル
上段:高松赤十字病院エントランスで壁画に取り組む山本さん 2014年
右はその版画 36、5x64、5cm
下段:和歌山県立医科大学病院 6階新生児集中治療室の壁画 2013年
左はその版画 36、5x64、5cm
会場の壁や天井には板に描かれた大きなアートインホスピタルの壁画が展示されていました。 鳥の歌2
上の図の下段(和歌山県立医科大病院)の版画の左部分のポストカードです。 TUGUMI
花の中に4羽のツグミがいます。43x69cmの版画の真ん中部分です。
会場には壁に、この「TUGUMI]の大きな壁画がありました。
会場の別のコーナーにはこれまで山本さんが制作した沢山の版画が展示してありました。 ヴィヴァルディ「四季」
オーヴェルニュの子守歌
赤毛のアン
猫に見られる
会場のビデオコーナーでは海外の病院でアートインホスピタルの壁画を検討している様子が映されていました。
この展覧会は6月30日まで開催されています。
伊勢丹新宿店
新宿区新宿3-14-1
Tel 03-3352-1111
« Bunkamura・デュフィ展 | トップページ | 岡田美術館・歌麿「深川の雪」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 東京国立博物館・タイ~仏の国の輝き~(2017.08.18)
- 損保ジャパン日本興亜美術館・吉田博展(2017.07.29)
- 文京区教育センターで開催されている東大昆虫館(2017.07.11)
- バベルの塔(2017.05.30)
- 国立新美術館・ミュシャ展(2017.04.26)
コメント