平等院鳳凰堂
京都宇治にある世界遺産、平等院鳳凰堂を参拝して来ました。
鳳凰堂は今年の3月末に3棟(中堂、両翼廊)の修理が完了し、4月から拝観できるようになったばかりです。
京都駅からJR奈良線に乗り、宇治駅で降りて宇治橋通り商店街を抜け、参道を通って平等院に向かいます。
表門から入ると鳳凰堂が見えてきました。
鳳凰堂の屋根は解体修理され、屋根の上の金銅製鳳凰も新調されました。
鳳凰棟上げの写真から拝借しました。
鳳凰 左 鳳凰 右
鳳凰はオス、メスがあり、その違いは尾羽のはね方と言うようですが、よくわかりません。
阿の字の池 屋根の龍頭瓦(ネットの画像)
鳳凰堂の大屋根には鬼瓦の代わりに龍頭瓦がのせられています。
これは最古、最大の龍頭瓦だったそうで、中堂に合計4個あります。
阿弥陀如来座像
ネットの画像なので少しボケていますが、実際には荘厳で素晴らしいものでした。
仏師、定朝により造られたもので国宝です。
背後の壁にかかっている、雲中供養菩薩像は52体あり、全て国宝です。
その内、26体は鳳翔館に展示されており、新しく造られたものと交換されています。
ネットの画像を拝借して一部ご紹介します。
楽器を持つ菩薩像 均子(きんす)と撥(ばち) 拍板(はくばん)
鳳翔館の展示(パンフレット)
鳳凰堂の左奥にある鳳翔館には梵鐘(国宝)や扉絵(国宝)などが展示されていましたが、雲中の間では
雲中供養菩薩26体(国宝)が展示されていました。
鳳凰堂4棟(中堂、両翼廊、尾廊)も国宝で歴史の重みを感じる1日でした。
鳳凰堂は10円硬貨に描かれ、鳳凰は1万円札に描かれています。
平等院を出た直ぐの参道にある「孫左ヱ門」で美味しい宇治茶入りうどんを食べて帰りました。
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