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2014年3月31日 (月)

五島美術館・中国の陶芸展

世田谷区上野毛にある五島美術館に行き、中国の陶芸展を見て来ました。

五島美術館は東急電鉄の五島慶太さんが収集した日本・東洋の古美術品を元に設立された美術館で、
今回は漢時代から明、清時代までの中国陶磁コレクション約60点が展示されています。

図録の中から一部ご紹介します。

001  三彩万年壺 高さ24cm胴径25、8cm
二種類以上の色釉をかけ分けて比較的低い温度で焼成した唐三彩です。
藍彩と緑彩が流れて綺麗な文様になっています。
この様な広口で肩、胴が丸く張り、裾がすぼまる壺を万年壺と言います。

002   緑釉牡丹文鳳首瓶 高さ37、7cm胴径15cm
花形に開いた口部の下に鳳凰の頭があります。少し見えにくいですが、胴部に牡丹が彫られています。
全体に掛けられた緑釉が良い色ですね。

003  白釉黒花牡丹文梅瓶 高さ33cm胴径20、7cm
重要美術品  白地の上に鉄絵具を塗り、牡丹唐草文を線彫しています。
宋時代の磁州窯で造られました。この様な口が小さく肩が張り、腰の部分がすぼまった形の瓶を
梅瓶と言います。

004  青磁鳳凰耳瓶 高さ33、5cm胴径15、5cm
重要文化財  砧青磁 龍泉窯
きれいな青磁の青です。砧を打つ槌の形の瓶の頸部に鳳凰の耳がついています。

005   黒釉木の葉文碗 高さ5、6cm口径15cm
重要美術品  吉州窯
木の葉を茶碗の内部に置いて焼いた碗です。葉脈も鮮やかに見えます。

006   青磁有蓋梅瓶 高さ45、2cm胴径22、7cm
龍泉窯 明時代の堂々たる青磁の梅瓶。 光沢のある青緑の色が素晴らしいですね。

007   青花唐草文輪花皿 口径33、8cm
景徳鎮窯  青花(染付)は白磁の上にコバルトを含む青色の顔料で絵付けし、その上に
透明釉を掛けて焼いたもの。

008  青花樹鳥図大壺 高さ33、5cm胴径37、5cm
景徳鎮窯  鳥が樹木に止まって鳴いていますが何とも素朴な絵です。

009   三彩楼閣人物文大壺 高さ32、3cm胴径35cm
法花 景徳鎮窯    
中央の人々は書画を鑑賞しているようです。濃紺の地が印象的です。
文様が堤のように盛り上がった輪郭線で囲まれており、この様な文様を法花と言うそうです。

010   五彩人物唐草文盤 口径30、8cm
古赤絵 景徳鎮窯  
白磁などの地に透明釉を掛けて焼いたのち、赤、黄、緑などの上絵具で描いた文様を低い温度で
焼き付けたものを五彩と言います。

011  五彩透彫水注 高さ28、2cm底径8、3cm
重要文化財 金襴手 景徳鎮窯
細長い注ぎ口と把手がついています。五彩の上にさらに金彩を施したものを金襴手と言います。
胴部に牡丹孔雀図を透かし彫りにした文様が見事ですね。

012   五彩寿字花鳥文瓢形瓶 高さ55cm胴径24、8cm
重要美術品 金襴手 景徳鎮窯
大きな瓶です。胴部の青い大きな壽の字と細かな模様が目につきます。
赤く開けた窓には金彩で鹿や花鳥が描かれているそうですが、私にはあまり良く見えませんでした。

これ等の他、沢山の瓶や壺、更に水指や合子、鉢などもありました。

又、展示室2では中国の古鏡約30点が展示してありましたが、その3点が重要文化財、残りは
全て重要美術品でした。

この展覧会は残念ながら3月30日で終了しました。

五島美術館は充実した書跡を中心に絵画、彫刻、陶芸など膨大な美術品をを所蔵し、国宝5件、
重要文化財50件を管理しています。
次回の展覧会が楽しみです。

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