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2014年2月21日 (金)

人間国宝展・日本美術の祭典

東京国立博物館、平成館で開催されている人間国宝展を見て来ました。

この展覧会は「日本伝統工芸展」の60回記念として開催され、人間国宝の作品約100件と
古代から伝えられてきた国宝や重要文化財を含む工芸品約30件を展示しています。

ポストカードなどから一部ご紹介します。

001  増田三男 金彩銀壺「山背」
彫金    どっしりと落ち着いた品のある作品です。
壺の表面は魚魚子(ななこ)打ちによる微小な突起が全面にあります。
鹿などが金色の金属で嵌め込まれています。

002_2   荒川豊蔵 志野茶碗
窯の中で変化したのでしょうか、炎が上がっているような勢いのある志野茶碗です。

003   平安時代 片輪車蒔絵螺鈿手箱  国宝
波を描いた蒔絵の箱に螺鈿で白と茶色の車輪が半分嵌め込まれています。
波の上に車輪が浮いているように見えます。
平安時代にもすごい技術があったのですね。

004  三輪壽雪 鬼萩
萩焼の茶碗ですが、三輪壽雪さんは素地の土に粗砂を練り混ぜることにより、荒々しく豪快な造形を
造りだしました。
又、純白の釉薬をたっぷりとかけ、独特の鬼萩作品を生み出しています。

005    富本憲吉 色絵金銀彩羊歯模様八角飾筥
色絵磁器  緻密に計算された羊歯模様は富本憲吉さんの特徴です。
植物からデザインした色々な模様を作品に取り入れています。

006   十三代今泉今右衛門 色絵吹重ね草花文鉢
色絵磁器  吹き付ける吹墨の青と薄墨のグレーを重ね合わせています。
渋くていい色です。

007   松田権六 赤とんぼ蒔絵箱
漆芸 蒔絵  羊歯の葉が蒔絵で描かれています。とんぼの白い羽は螺鈿でしょうか、見事なものです。

008  平田郷陽 抱擁
衣裳人形   綺麗な人形です。赤ちゃんを抱く母親の表情が微笑ましくてたまりません。

009   生野祥雲斎 竹華器「怒濤」
竹芸   細い竹ひごを螺旋にひねって怒濤のように逆巻く波を表しています。
どうやって一本一本留めていくのでしょうか。大胆な構想と精密な技術の賜物ですね。

これ等の他にも織物や日本刀、陶芸、木工、金工など沢山の人間国宝の方の作品が展示されていて、
国宝は6点、重要文化財は13点ありました。
又、古典の名宝と人間国宝の作品とが対峙されているものが有り、両方を見比べて楽しめます。

素晴らしい工芸品を堪能しました。

この展覧会は2月23日まで開催されています。

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