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2014年2月 4日 (火)

下村観山展・横浜美術館

横浜美術館で開催されている下村観山展を見てきました。

下村観山は幼い頃から狩野芳崖や橋本雅邦に学び、東京美術学校の第一期生として横山大観や
菱田春草らと共に、岡倉天心の薫陶を受けた日本画の大家です。

横浜美術館では生誕140年を記念して、十代の狩野派修行期の作品から円熟した再興日本美術院時代
まで、約120点を展示しています。

001   002
横浜美術館                             下村観山展案内

004   下村観山展チラシ
絵は「小倉山」

図録やポストカードから一部ご紹介します。

005   「闇維(じゃい)」
釈迦の火葬の絵です。香油で火をつけようとしましたが、なかなか火がつきません。
釈迦の高弟がお経を唱えると煙が立ち始めました。
絵の右から2番目に下村観山自身が描かれています。

006   「仏誕」 お釈迦様の誕生の絵です

007   「小倉山」右隻
紅葉や木立の絵が素晴らしいです。
小倉山の紅葉を愛でる藤原忠平(貞信公)の百人一首の歌を題材にしています。

008  「稚児文殊」
緑の獅子に乗っています。

009   「辻説法」
日蓮上人が法華経の説法を行っています。
明るい色彩で人物がしっかりと描かれ、説法をする日蓮と周りの人々の雰囲気が伝わってきます。

010   「大原御幸」
後白河法皇が遁世した建礼門院のもとを訪ねています。

011  012
「春秋鹿図」 藤の花はくっきりと描かれていますが、鹿や木は朦朧と描かれています。

013   「弱法師(よろぼし)」

014  015
「弱法師(よろぼし)」 重要文化財
題材は俊徳丸伝説の能・謡曲「弱法師」です。
人の讒言により、父から追放されて盲目となった俊徳丸が、四天王寺を訪れて夕日を拝んでいます。
臥龍梅も素晴らしく、この「弱法師」の絵が観山の最高傑作と言われています。


016  017
「豊太閤」                                「老子」 道教の祖
秀吉が愛児拾丸をしっかりと抱いています。


018   「楠公」 楠木正成公
三渓の依頼により描かれました。

これ等の他、11歳で描いた「鍾馗」、「鷹の図」や美術学校の卒業製作「熊野観花」、青磁の香炉を描いた
小品「手向」、黒の背景に金泥で描いた「如意輪観音」、モナリザをイメージした「魚藍観音」など
沢山の素晴らしい絵がありました。

下村観山の日本画を堪能しました。
この展覧会は2月11日まで開催されています。

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