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2014年1月12日 (日)

星星會展・日本橋高島屋

日本橋高島屋で開催されている「星星會展」を見てきました。

「星星會展」は下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の4人の日本画家が2005年から隔年に開催してきた
展覧会で、今回の第5回で完了します。
その為、今回は全5回分の約80点が一堂に展示されています。

001   星星會展チラシ

「星星會」の名称は高山辰雄さんが「大きな星として輝くように」と願って名づけられたと言う事です。
すでに4人の方々は現代日本画壇の最高峰にあり、美しい日本の風景や花鳥画、動物画などに
腕を揮っています。
展覧会の様子をポストカードから一部ご紹介します。

002  「遅日」 下田義寛
桜の木が背景の青い林に浮かび上がっています。細かく丁寧に描いています。

003  「夕映え」 下田義寛
雄大な富士山の夕焼けです。真っ直ぐな一心さが伝わります。

下田義寛さんは東京芸大を卒業、郷倉千靱に師事し現在は倉敷芸術科学大学名誉教授です。
今回「夕映え」など、初めて富士山に挑戦したそうです。

004  「牛」 竹内浩一
画面に収まりきらない大きな牛が大胆に、力強く描かれています。

005  「鼓」 竹内浩一
猿が鼓を打つ様子を描いているそうです。3枚の鼓を打つ猿の絵がありました。
「牛」の絵と共に躍動感、リズムがあります。

竹内浩一さんは京都市立日吉ヶ丘高校(現、銅駝美術工芸高校)を卒業し、山口華陽に師事、
現在は京都市立芸術大学美術学部教授です。

006  「里の詩」 田渕俊夫
ポストカードでは、はっきりしませんが、桜や木々が丁寧に、繊細に描かれています。
思わずため息が出ます。

007  「好日」 田渕俊夫
田んぼに干してある稲わらや刈り取った後など、実に細かく丁寧に描かれています。
懐かしい秋の田舎の風景にほっとします。

田渕俊夫さんは東京芸大美術学部を卒業し、平山郁夫に師事、現在東京芸術大学名誉教授です。
圧倒的な技術で花や風景を繊細に描写します。

008  「朝寒」 牧進
枯れた葉の合間にカラスウリの実が印象的です。

009  「春飇」 牧進 
急なつむじ風に牡丹の枝が煽られ、蝶が吹き飛ばされまいと抗っている様子が分ります。
目に見えない風を描いた素晴らしい絵です。

牧進さんは川端龍子の内弟子になり青龍社の展覧会で受賞を重ねますが、師の逝去後は無所属の
画家として活動し、川端康成に屏風絵を絶賛されています。


これ等の他、4人の日本画家の沢山の美しい作品に感動しました。

この展覧会は1月13日まで高島屋で開催され、その後名古屋松坂屋、京都文化博物館、広島県立美術館に
巡回されます。

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