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2014年1月20日 (月)

美しい森の風景・猪熊佳子展

佐藤美術館で開催されている「猪熊佳子展」を見てきました。

猪熊佳子さんは京都市立芸術大学大学院を出て、日展を中心に活躍している日本画家です。
これまでに川端龍子賞展優秀賞、山種美術館賞展優秀賞他、数多くの受賞を重ねてきています。

私は初めて猪熊佳子さんの絵を見ましたが、こんなにやさしい、美しい森や林の絵に初めて出合いました。

図録から一部ご紹介します。大きい絵も多いので、サイズも示します。

001  猪熊佳子展チラシ
絵は「煌めきの森へー春」の部分

002  「蒼い森」 90、9x116、7cm
八ヶ岳の森です。オオルリがいます。小さなタケノコが顔を出しています。
何とも美しい、静かな森です。オオルリの鳴く声が聞こえてくるようです。

003   「煌めきの森へー春」 53、0x72、7cm
山形の月山の森です。木はすでに若葉を着けて雪解けを待っています。

004   「汀」  130、3x162、1cm
ニュージーランドのミルフォードトラックの森です。

005   「煌めきの森へー冬」 53、0x72、7cm
京都東山の森です。ノウサギがいます。雪で真っ白になった木がきれいです。

006  「煌めく森へ」 180、0x400、0cm
大きな絵です。八ヶ岳白駒池の森。樹木が整然と立ち並び、リスやコマドリもいて、美しい森です。
絵をじっと見ていると、この中に入って行って、森の中を歩きたい気持ちになります。

007   「rain forest 光の雨」 180、0x400、0cm
ニュージーランド ミルフォードトラックの森。木の上にファンテール(クジャクバト)がいます。
神秘的な森です。

008  「森に誘われて」 180、0x400、0cm
ニュージーランド クイーンズタウン周辺の森。大きな木の根元にるり色の小さな鳥がいます。
本当に森に招かれているようです。手前の鳥や大木に加えて、森の奥の気配まで丁寧に描かれているからでしょうか。

009  「彼方へ」 180、0x400、0cm
鳥海山  山に入る道の手前に色々な花が咲いています。
リンドウ、キク科の白い花・ヤマハハコ、キク科の黄色い花・アキノキリンソウ、セリ科のシラネニンジン、
キンポウゲ科のハクサンイチゲなどのようです。山に行きたいなー。

010   「森を往く」 150、0x240、0cm
鳥海山、アガリコの森(アガリコとは薪や炭の材料にする為に切られた枝の跡がコブ状になったりして、
変形して成長したものを言うそうです)
曲がったり、いびつな成長をしたブナの木があります。夜歩くと少し怖そうですね。
手前(画面中央の下)にギンリョウソウの白い花が咲いています。

011  「森の詩ーリス」 53、0x72、7cm
鳥海山麓の森 リスが可愛いです。

012  「森の詩」 90、9x116、7cm
鳥海山麓の森 ここにもリスがいます。


これ等の他、綺麗な紅葉の森や雪の積もった森など20数点が展示してありました。

猪熊さんの絵は本当にやさしく、心落ち着く絵です。
深い森の中の気配や風の動き、木の枝がさわさわと音を立てているのが感じられます。

森の緑もこんなに色々な表情があるのだと分りました。

この展覧会は3月2日まで開催されています。

 佐藤美術館
    東京都新宿区大京町31-10
       Tel 03-3358-6021


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