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2013年7月18日 (木)

プーシキン美術館展

横浜美術館で開催されている「プーシキン美術館展」を見てきました。

平日の開館15分前なのに美術館の前には人の列がありました。
高校生の一群も集合しており、人気の程がうかがえます。

プーシキン美術館には、フランス絵画300年の数々の珠玉の名品があり、本国も羨むほどです。
これらはロシアロマノフ王朝の女帝エカテリーナ二世やアレクサンドル二世、更にはモスクワ商人
シチューキンやモロゾフ等が精力的にフランス絵画を収集したもので、その一部がプーシキン美術館に
収蔵されています。

今回はそれらの中から、17世紀プッサンからモネ、セザンヌ、ルノワール、20世紀のピカソや
マティスまでフランス絵画の名品66点が来日しました。

ポストカードの写真から一部ご紹介します。

001_3 ニコラ・プッサン「アモリびとを打ち破るヨシュア」
構図がしっかりとしてピラミッド型になっています。
ダイナミックな迫力満点の戦いの様子が描かれています。


003_2 ジャン=パティスト・サンテール
                             「蝋燭の前の少女」

004_2 フランソワ・プーシェ「ユピテルとカリスト」
明るい光の中、赤や青、緑の色が鮮やかです。
何か官能的な雰囲気があります。

002_3 ドミニク・アングル「聖杯の前の聖母」
高貴なマリアが描かれています。聖杯の上の丸いものは聖餅(ウエハース)だそうです。
この絵はアレクサンドル二世がアングルに制作を依頼しました。
聖母の後ろの右の男性が聖アレクサンドル、左が聖ニコライと言う事です。

007 ルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」
若い女優、サマリーの夢見るような表情がきれいです。描いているルノワールに何か言いたそうです。
背景までピンクに華やかで、ルノワールも幸せそうです。

008 エドガー・ドガ「バレエの稽古」
床に反射しているような光の描き方がいいですね。
バレエを踊っている子たちの体の動きがよくわかります。
ドガはよくパステルで絵を描いています。


006_3 セザンヌ「水浴」
人の構図がバランスよく計算されています。

005_2 セザンヌ「パイプをくわえた男」
セザンヌらしく、思うように描いています。人も机も背景の絵まで斜めになっています。
しかし、どっしりと存在感のある男が描かれています。

010 ポール・ゴーギャン「エイアハ・オヒバ(働くなかれ)」
聖なるもののあり方?

009 アンリ・ルソー「詩人に霊感を与えるミューズ」
モデルは詩人、ギョーム・アポリネールとその恋人の画家、マリー・ローランサンです。
どちらも、ずんぐりむっくりに描かれて愉快ですが、背景の植物が幻想的です。

これ等の他にも、クロード・ロランの素晴らしい風景画やジョセフ・ペリニヨンの侯爵夫人像、
クロード・モネの木漏れ日を描いた「陽だまりのライラック」、パブロ・ピカソのキュビズム移行期のような
「扇子を持つ女」など見どころが一杯の展覧会でした。

この展覧会は9月16日まで開催されています。




















 


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