大宮盆栽村の盆栽まつり
さいたま市の大宮盆栽村で開催されている「大盆栽まつり」を覗いて来ました。
大宮盆栽村はJR宇都宮線、土呂駅と東武野田線、大宮公園駅との間にあります。
元々、盆栽村の人々は東京の千駄木や駒込、巣鴨の植木職人・盆栽師でしたが、関東大震災後に
大宮に移住してきたそうです。
先ず、土呂駅から徒歩5分のところにある、さいたま市大宮盆栽美術館を見学しました。
ここは2010年に開館した世界で初めての公立の盆栽美術館です。
盆栽美術館入り口 庭園 もみじ 銘「清玄」 ロビーにあります
ギャラリーや座敷飾りの盆栽は撮影できませんので、庭園の撮影可能なものを示します。
えぞ松 寄せ植え 五葉松
五葉松 盤根 花梨
五葉松 青龍 真柏 シャリ
更に、盆栽の器、盆器の展示や浮世絵などに描かれた絵画の資料、盆栽に関する、歴史
、民俗資料なども展示されています。
盆栽の講座、講演会も開催されます。
二階には盆栽テラスがあり、庭を眺めながら、食事が出来ます。
美術館の図録から素晴らしい盆栽を写真に撮りました。
五葉松 「日暮し」 五葉松 「舞子」 根連なり 真柏 「寿雲」
五葉松 懸崖 「白糸の滝」
美術館を出て、盆栽村で行われている市民盆栽展を見ます。
通りに机がずらりと並べられ、その上にみんなの自慢の盆栽が展示されています。
やはり松や真柏が多いのですが、その中で変わったものを示します。 久留米つつじ
盆景
途中、盆栽四季の家に寄りましたが、ここは休憩所で中の和室に少し盆栽の展示がありました。
清香園では沢山の盆栽の展示と販売があり、関連の色々な商品が販売されていました。
又、奥の有料盆栽園がこの時は無料で見ることが出来ました。 清香園入り口
更に、この先に藤樹園、寛楽園、九霞園、松涛園、芙蓉園などの盆栽園がありますが、
ここで引き返して土呂駅に戻りました。
盆栽は海外でもクールジャパンとして人気があり、素晴らしいものですが、なかなか奥が
深く、技術的にも難しそうなので、少し勉強してから手がけたいと思います。
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