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2013年5月 8日 (水)

アントニオ・ロペス展

渋谷のBunkamuraで開催されている、アントニオ・ロペス展を見てきました。

アントニオ・ロペスは、現代スペインを代表するリアリズムの巨匠ですが、これまで日本では
紹介されていませんでした。
スペインマドリード・リアリズムでは日本の磯江毅が何度か紹介されています。
「新聞紙の上の裸婦」や「鰯」などで、グスタボ・イソエとして写実絵画に鮮烈な痕跡を残して
いますが、アントニオ・ロペスはその先生格で、磯江毅も大きな影響を受けています。

展覧会のチラシに掲載されている「グラン・ピア」はまるで写真のようですが、実はロペスが
7年の歳月をかけて描き上げたもので、夏の毎朝、同じ場所で20分ずつ描いたと言うことです。

003 「グラン・ピア」 マドリードの目抜き通り

マドリードの景色を何点も描いています。

004  005
「トーレス・ブランカスからのマドリード」         「バリューカスの消防署の塔から見たマドリード」

マルメロの木の絵画制作過程を追った映画「マルメロの陽光」が日本でも紹介されたようですが、
数ヶ月間描く間にマルメロの実が熟し、地面に落ちて絵画は未完成に終わります。
マルメロの木やバラなどの絵も鮮やかです。

001 「マルメロの木」

002「カダルソの秋のバラ」

007   008
「マリアの肖像」 ロペスの娘 鉛筆画                 「花嫁と花婿」 
                                   最初は2人の女性を描いていたが、
                                   長く描くうちモデルが変わり、終に
                                   男性と女性になった

009 「夕食」 家族の絵

006「男と女」 木彫 
ロペス が32歳の時から26年かけて製作したそうで、モデルは複数の人です。
幼児の頭の彫刻作品もありました。

この他、静物画や室内の絵など、又、木の板に浮き彫りにした女性に彩色を施したものや、
ブロンズ像など、色々なものでリアリズムを追求しています。
それぞれが見ごたえのある作品でした。

この展覧会は、Bunkamura ザ・ミュージアムで6月16日まで開催されています。       

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