森美術館・会田誠展
港区六本木の森美術館で開催されている「会田誠 天才でごめんなさい」展を見て
来ました。 巨大な六本木ヒルズ森タワー
森美術館入り口
チラシ 「滝の絵」 「あぜ道」
「ジューサーミキサー」 「ヴィトン」
「ジューサーミキサー」について本人は「明るい光に満ちた、現代に相応しい地獄絵図を
目指した」と述べていますがなかなかきわどい絵です。
「ヴィトン」ではバッグの高級イメージを徹底的にこきおろしています。
農家のおじさんがいいですね。 「紐育(ニューヨーク)空爆之図」
これは太平洋戦争を題材にして現代で再考した「戦争画RETURNS]の一つです。
日本のゼロ式戦闘機がニューヨークを空爆しています。
1996年の絵ですが、その5年後2001年9月に貿易センタービルの事件が起きました。 「おにぎり仮面」
美術館内で唯一写真撮影OKのものです。おにぎり仮面が“ウンコ”の上に座っています。
この他「ジャンブル・オブ・100フラワーズ」、「切腹女子高生」、「犬」シリーズ(少女が犬の
ように首輪で繋がれている。何故か手首、足首から先がない。)及び
2011年11月にトーキョーワンダーサイト本郷で行われた、「美術であろうとなかろうと」展
の作品群など会田誠さんの初期から最新作まで約100点の作品が展示されています。
最後の作品は少し不気味なものでした。
「電信柱、カラス、その他」 何か爆発でも起きたのか、電信柱が倒れ掛かっていて、
描かれていない画面の下には死体でもあるのか、カラスが人の指やセーラー服の襟を
くわえている。
たっぷり2時間近くも会田誠作品を鑑賞し、頭が混乱して、少々めまいを感じながら
美術館を後にしました。
気を取り直して52階の展望台に行き、素晴らしい眺望を眺めました。
東京タワーや首都高速道路、遠くにはスカイツリーや高層ビル群、東京湾も見えます。
中心部ビル郡の上のスカイツリーが見えるでしょうか
このフロアのサンセットカフェで巨大なサンドイッチを食べました。
マドラウンジというレストランもあり、ここでは本格的なイタリアンが食べられるようです。
屋上のスカイデッキまでは登らずに帰りました。
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