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2013年1月22日 (火)

大阪弘道さんの超絶技巧の木工展

練馬区立美術館で大阪弘道さんの超絶技巧の木工作品展を見て来ました。

大阪弘道さんは鳥取県倉吉市に生まれ、東京学芸大美術科を卒業して、練馬区内の
中学校の先生をしながら、木工の研鑽を積みました。

宮内庁から正倉院宝物の復元を委嘱され、調査、研究、製作に没頭し、49歳で「紫檀
木画箱」の復元模造作品を正倉院に収めますが、この時錫の象嵌を発見し、自ら
“錫嵌荘”の技法を確立します。
その後も透かし彫りなど新しい技術を開発して精緻な工芸作品を制作し、60歳のときに
人間国宝に認定されます。

この展覧会では未知の領域の近作20点を含む、60点の作品が展示されています。001 002
練馬区立美術館                         大阪弘道展の看板
003  紫檀木画箱(正倉院宝物摸造)

004 005
唐草文嵌荘筆箱                      黒柿蘇芳染宝相華文嵌荘花形香座

006  蓮弁唐草文透嵌荘合子
007 008
黒柿蘇芳染宝相華文嵌荘花形香座            黄楊木錫嵌荘六曲花形香盒
  その製作工程                       黄楊木刳宝相華文透花形盒子
                                  黄楊木宝相華透香盒「打吹」
009 黒柿蘇芳染拭漆螺鈿錫嵌荘香箱
010 黒柿蘇芳染宝相華文透花形盒子「天平華」
この作品は正倉院宝物の「金銅花形合子」の蓋の形に倣い、木工の彫刻と、黒柿蘇芳染
の色で金銅の鋳造の鉄味を表現したようです。

王朝工芸と言うのでしょうか、それぞれが素晴らしく精緻で華やかな木工作品でした。

 練馬区立美術館  練馬区貫井1-36-16
             Tel 03-3577-1821   西武池袋線「中村橋」駅 徒歩3分
             2月11日まで  無料

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