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2012年10月29日 (月)

町田版画美術館・北斎と広重展

町田市立国際版画美術館が開館25周年を記念して、北斎と広重展を開催しています。

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この展覧会はなかなか大掛かりなもので、前期、後期の展示替えを併せると約400点
(その内、北斎と広重の絵が約8割)に及んでいます。
前期は28日で終わりましたが、後期が10月30日から11月25日までです。
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写真が無く、後期には展示されないものも有りますが、印象に残ったものを少し記します。
 葛飾北斎
  「富獄三十六景 神奈川沖浪裏」 大浪の間に富士山が見える図ですが、大浪に
      翻弄される数艘の小船には人々が振り落とされまいとしがみついています。
      何時見ても発想の大胆さに感心します。
  「富獄三十六景 山下白雨」 富士山頂は明るいのですが、下の方は雲がかかり、
      稲妻がとどろいています。
  「浮絵元祖東都歌舞伎大芝居之図」 芝居の舞台を臨む大劇場の全図で、観劇の
      人々が2階、3階の人も加えると1000人にもなろうかと言う大パノラマです。
  「富士の巻狩」板絵 長須賀村の源頼朝の巻狩を描いた大きな板絵です。
      武将仁田四郎が獲物の猪にまたがり、刀を抜こうとしているところです。
      猪に突き倒された武将も見えます。林間に人や籏指物が数多く描かれ、
      巻狩の規模の大きさがわかる雄大な絵です。
 歌川広重
  「東海道五拾三次之内 四日市三重川」 風が強く吹き、笠が飛ばされ追いかけて
      います。蓑をしっかりつかんで風に逆らって歩いている人もいます。
      面白い構想の絵です。
  「東海道五拾三次之内 沼津黄昏図」 金比羅参りの人が、大きな天狗の面を
      背負っています。天狗の面は金比羅宮に奉納するようです。
  「阿波鳴門之風景」 鳴門の渦潮が描かれた雄大な絵です。
 勝川春章
  「両国勧進大相撲晴天大当繁盛之図」 両国の橋の上に相撲取りの大きさが
      誇張して描かれています。川は遠近法により、遠くの川幅が狭くなっています。
 歌川豊国
  「頼光山入童子退治之図」 頼光が鬼の1人に馬乗りになり、もう1人の鬼の角を
      つかんで懲らしめている勇壮な絵です。
これらの他、反射式覗き眼鏡や北斎漫画などなど見るものが沢山有り、気がついたら、
3時間を越えていました。
出口でお借りした拡大鏡を返し、カフェで休憩しました。
この日は快晴で、芹ヶ谷公園を散歩して帰りました。
013 虹と水の広場の噴水

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