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2012年9月12日 (水)

ときがわ町慈光寺参拝

先日、「定年時代」新聞で紹介されていた埼玉県比企郡ときがわ町の慈光寺に行って来ました。


八王子から八高線に乗り、明覚駅で降りて、バスでまずせせらぎバスセンターに行き、

乗り換えて慈光寺へ向かいました。

慈光寺入り口(西平)から参道(慈光坂)を登ると40分もかかるので、バスでお寺まで

行くのが楽です。

お寺は標高466Mの都幾山山上にあります。

寺に着くと案内板があるのでチェックして小さな中門を入り本堂へ。

021  案内板

1300年の歴史ある関東最古の山岳寺院です。

唐僧鑑真の高弟、釈道忠によって開かれ、最盛期には75坊を構える大寺院でした。

中門と本堂

022  023

ご本尊の阿弥陀如来様に参拝し、国宝慈光寺経の拡大陶板を拝見していると、

お寺のおじいさん(実は先代の107世ご住職)が説明してくれました。


慈光寺経の料紙は上段を丁子で染め(赤茶色)、中段は銀粉を蒔き、下段を黄色に

染めたもので、欄外の上下に蓮華を散らしてあります。

書は中宮、宜秋門院の女性らしい優雅なものです。

鎌倉時代に作られた三大装飾経の一つで名品です。

国宝「慈光寺経」装飾法華経新解品(そうしょくほけきょうしんげほん)と言います。

他の二つは国宝「久能寺経」と国宝「平家納経」です。

この慈光寺経新解本の内容は、新解本第四で長者窮子(ぐうじ)ものがたりとして

知られています。

広辞苑で確認してみました。

  窮子(ぐうじ):法華経新解本に説かれた貧窮の子。長者の出である事を知らずに
          流浪しているのを父親が見つけ、あらゆる手段を尽くしてその嗣子
          (あとつぎ)である事を自覚させる。釈尊はこれを以て衆生が三界に
          流転しているのを仏の慈悲方便で善導し、正道を悟らせるのに喩えた


本堂の脇には多羅葉樹の木がありますが、これは平安時代に天台宗の

慈覚大師・円仁が慈光寺に来て、道場を建て、自ら植えたものです。

この木は1100年を経て大木となり、県の天然記念物に指定されています。

多羅葉樹の葉の裏を傷つけると黒くなるので、昔はこれを利用してハガキの

代用にした事から、ハガキの木とも呼ばれています。

034  多羅葉樹

宝物殿には、国宝法華経一品経、無量義経、阿弥陀経、般若心経全33巻

金銅密教法具、蔵骨器や色々な仏像などが展示されています。

更に山を登ると般若心教堂を経て観音堂に至ります。

035  般若心教堂

026  観音堂

観音堂のご本尊は千手千眼観音菩薩立像ですが、秘仏であり公開されていません。

ご開帳は4月17日と4月第二日曜日です。


霊山院には行かず山を降りる事にしました。

参道(慈光坂)を歩いていくと、開山堂があります。

027  開山堂

釈道忠のために作られた木製の宝塔が収められているということです。

しばらく下ると青石板碑群が有ります。

緑泥片岩の大きな供養塔が9基有り県の文化財に指定されています。

青石板碑群

028  029

慈光寺  埼玉県比企郡ときがわ町西平386
          Tel 0493-67-0040

慈光寺入り口(西平)よりバスに乗り、せせらぎバスセンターから武蔵嵐山に

行き、東武東上線で小川町に出ました。

お目当ては小川町の武蔵鶴酒造です。

武蔵鶴酒造は創業190年、機械化による大量生産を排し、良い米と

秩父山系の清冽な水を使い、伝統の技術で醸し出した酒を造っています。

お土産に「純米吟醸ひやおろし」と「夏のにごり原酒」を買いました。

   武蔵鶴酒造   埼玉県比企郡小川町大塚243
              Tel 0493-72-1634
                 http://www.musashitsuru.co.jp


      
 


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